☆伝説のプレーヤー⑥☆

 お待たせしました!伝説のプレーヤーシリーズ第6弾、今回はあのMr.ヨーロッパ(こんなニックネームを知っているのは私だけ・・・)こと、魂のストライカー(雰囲気そんな感じ)カール・ハインツ・ルンメニゲだ!!

 ルンメニゲについて私の知っておる範囲で紹介しておきますと、1970年代後半から1980年代にかけて当時西ドイツのバイエルン・ミュンヘンやイタリアのインター・ミラノで活躍したストライカーで、プレーの特徴と言えば強靭な肉体から繰り出される強烈なシュートと打点の超高いへディングシュート・・・。とにかく決定力がハンパじゃなくて、調べたら西ドイツ代表で95試合に出場して45得点、しかも’82年のスペイン・ワールドカップのフランスとの準決勝のゴールのように途中から出場して決める事も多かったので、この数字はとにかく驚異的!それから、忘れてならないのは当時のストライカーとしては以外とテクニシャン(猫背で決してカッコいいとは言い難いが、テクがあるから好きなんかな!?)で、ドリブルしながら左右にステップを踏んだ後、アウトサイドで相手を抜くフェイントが得意で、後にクーバーのコーチをしたりなんかしてはりました。

 最後に超レアな話ですが、実はルンメニゲは’74年西ドイツワールドカップで優勝したフランツ・ベッケンバウワー、ゲルト・ミュラー、ゲオルグ・シュワルツェンベックらのバイエルン・ミュンヘンの一員(若手のウリ・ヘーネス=現バイエルン会長とパウル・ブライトナーはなぜか来なかった・・・)として’75年の1月に来日して、国立競技場で日本代表(釜本さんも居たっけ・・・)と対戦していました。当時20歳のルンメニゲは高速ドリブルのウィンガーってサッカーマガジンで紹介されてました。ごめんなさい・・・結局また’70年代の話になっちゃいました。でも、懐かしい~!

☆伝説のプレーヤー⑤☆

 今年のクラブワールドカップは日本で開催される。そして、柏レイソルがJ1昇格初年度にいきなり優勝して、開催国代表として出場する。しっかり育成をしているチームは強いのかな・・・。

 そして、南米代表はサントスだ・・・キング・カズの居たあのサントスだ!サントスと言えば・・・忘れてました、王様ペレを!

 このアフリカ系ブラジル人、エドソン・アランテス・ド・ナシメント、通称ペレは17歳の時からなんと4度のワールドカップに出場して、3度もワールドチャンピオンになっている。当時のブラジルはタレントの宝庫でチームメートにも恵まれたとは言え、かなりぶっ飛んだ記録である。ちなみに、それに次ぐのはドイツのピエール・リトバルスキーで、3度ワールドカップに出場して1度の優勝と2度の準優勝を経験している。これも結構スゲー記録なのだが・・・。

 ペレの話に戻そう・・・伝説のプレーとして語り継がれているのが、1970年メキシコワールドカップ決勝のイタリア戦のブラジルの4点目のゴールをアシストしたパスだ。左のトスタン(だったと思う)からペナルティエリアの外側やや中央でパスを受けたペレは一度も後ろを見ることなく、右からオーバーラップしてきた右サイドバックでキャプテンのカルロス・アルベルト(以前グランパスに居たトーレスの親父)にパスを出すのである。これぞ正しくノールックパスだ!それでまたこの親父が右足のアウトサイドでゴール左隅にシュート回転の弾丸ライナーを突き刺すんだなあ・・・。今でも史上最強と言われるこのブラジル代表チームの象徴的なゴールだ!

 それから少しマニアックな話をひとついいですか・・・。中三の頃”ペレのサッカー教室”なるものの収録風景の映像をテレビで見て、その時ペレが履いていたプーマのスパイクがまためっちゃくちゃカッコ良くって・・・(笑) いわゆる取替式の特注シューズなのだが、通常スタッドは6本のところ、ぺレのはなんと8本だった。そう、かかと側も4本だったのだ!

 当時ヤスダのプーマライン(懐かし~)のスパイクを持っていた私は早速ソールのかかとの部分にきりで穴をあけ、スタッドを2本差し込んじゃいました(笑) もちろん、試合で使えなかったのは言うまでもありませんが・・・。久しぶりの伝説のプレーヤーでしたが、単なる私の思い出話になってしまいました。失礼!

 

 

 

Nコーチ

☆伝説のプレーヤー④☆

 お待たせしました。伝説シリーズ第5弾(④ですが・・・)は我らが名古屋グランパスのピクシーこと、ドラガン・ストイコビッチ監督の登場!
 ピクシーと言えば何と言っても90年イタリアW杯のスペイン戦での2ゴール!ディフェンダーを嘲笑うかのようなトラップからのシュート、そして悪魔のように曲がってゴール右隅に突き刺さったFK!準々決勝でアルゼンチンにPK戦負けしなければ、間違いなく90年イタリアワ-ルドカップはピクシーの大会になっていたはず・・・
 でも、そのおかげでJリーグでピクシーを見られたのかも知れない!ペナルティエリアの左端で利き足の右側に切り返すとわかっていてもディフェンダーは振り切られていたっけ・・・それだけピクシーの切り返しは鋭かった!何人ピクシーの前でひれ伏したことか!ピクシーの特徴は紛れもなくキレだ!!違う意味でキレて退場になることも多かったけど・・・(笑)   
 「もっと楽しいサッカーが見たくないか?」 ・・・ YES! ピクシーはピッチの上で私たちを楽しませてくれる。監督になった今でも・・・
 
 これは98年W杯でのピクシー(懐かしい!)
 
Nコーチ
 
 
 

☆伝説のプレーヤーたち(ドイツ編)☆

      残念!!!
 
 ドイツとスペインの準決勝、ドイツは負けてしまった。実はわたくし、悔しいですっ ミュラーが出場停止やったのが痛かったですっ・・・
 ところでミュラーって日本の鈴木さん? 爆撃機ゲルト・ミュラー(懐かしいフレーズ) にディーター・ミュラー、ハンジ・ミュラーに現在はトーマス・ミュラー! はたしてドイツにミュラーさんは多いのでしょうか?
 それはさて置き、確かにスペインと比べるとドイツのサッカーは面白くないかも知れない・・・でもドイツって好きです・・・なんか好きです・・・とにかく好きです・・・
 地味やけどドイツ人は個性的で存在感のある奴が多い・・・70年代のフランツ・ベッケンバウアー、ギュンター・ネッツァー、80年代のカール・ハインツ・ルンメニゲ、ピエール・リトバルスキー、90年代のローター・マテウス、ユルゲン・クリンスマン、そして、2000年代のミヒャエル・バラックそしてミロスラフ・クローゼ。 (皆んななんて強そうな名前なんや!)
 できれば、クローゼには3位決定戦で2得点して、通算最多得点記録を塗り替えてほしい! 2大会連続得点王も・・・あると思いますっ
 
Nコーチ
 

☆伝説のプレーヤー③☆

 日本惜敗!
 
 昨日のオランダ戦は惜敗と言う言葉で健闘を称えることのできるいいゲームだった。負けはしたもののチャンスも何度か作れて目が離せない好ゲームだった。1点しか取られなかったことで最終のデンマーク戦は引き分け以上で決勝トーナメントに進出できるのだから・・・
 
 そんな中、優勝候補と開催国が苦戦している。’94年アメリカ大会のイタリアも苦戦していた・・・始まりました昔話が(笑) そう持って行くか・・・
 
 ’94年のイタリア代表はロベルト・バッジオを擁して優勝候補の一角を担っていたが、バッジオの調子が上がらず初戦のアイルランドにまさかの敗戦!残り2試合をなんとか1勝1分けで乗りきり決勝トーナメントに滑り込む有様。
 しかし、決勝トーナメントに入ってからのバッジオは別人のようにスーパーゴールを次々と決めて見せた。だが、皮肉にもブラジルとの決勝戦でPKを外し、肩を落とすバッジオの姿の方が悲運のヒーローとしてワールドカップの歴史に刻まれた。でも、無限の攻撃パターンを持つロベルト・バッジオは、紛れもなく90年代の伝説のファンタジスタだ!
 
Nコーチ
 
 
 
 
 
 
 

伝説のプレーヤー②

 2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会 開幕!
 
 ワールドカップとの初めての出会いは中学3年生の夏、そう・・・あのヨハン・クライフが出場した唯一のワールドカップ、西ドイツ大会だった!
 フランツ・ベッケンバウワー率いる開催国西ドイツと、オレンジ軍団オランダとの決勝戦を夜中に衛星生中継で観た。でも、正直そのゲームの記憶はほとんどない。それよりも、後日KBS京都のダイヤモンドサッカー(だったと思う・・・)というサッカー番組で見た、オランダ対ブラジル戦の再放送の方が強烈に印象に残っている。クライフのパスに反応したニースケンスのスライディングボレー、のちに「空飛ぶオランダ人」と呼ばれるようになったクライフのあの有名なジャンピングボレー!とにかくクライフはすべてがカッコいい!プレースタイルはもちろん、キャプテンマークを巻いた左腕を水平に差し出しているだけなのにカッコいい そう、すべてはここから始まった・・・クラブ名の頭文字はヨハンと同じ<J>にしたかった!(余談:ジェフ・ベックのJでもあるし・・・)
 
 まじめな話もひとつ・・・クライフのプレイの特徴はなんといっても“緩急”のつけ方だろう!スローダウンしたボールキープから突然トップスピードのドリブルを開始する。伝説のあのクライフターンも緩急をつけた切り返しだ、本当は・・・このクライフばりの緩急も是非子供たちに伝授したいと思っている!
 
 と言うことで、うちの監督が気にしていた伝説のプレーヤーシリーズも②でとっておきのヨハン・クライフ様を早々と登場させてしまった(笑)
③以降どんな伝説のプレーヤーが登場するか乞うご期待! えっ、’70年代はわからないからやめてくれって・・・
 
                                                              Nコーチ        
 
 
 

伝説のプレーヤー①

 今日はあいにくの雨で練習は中止・・・なんか物足りない一日になっちまったなあ(T_T)
 
 昨夜は’86メキシコワールドカップ 準々決勝 アルゼンチンVSイングランドのゲームをNHKの地上波でやってました。語り継がれているマラドーナの神の手ゴールと5人抜きのあの試合です。今改めて見るとマラドーナのドリブルって言うのは特に派手なフェイントを入れる訳ではなく (と言っても5人抜きのスタートはルーレットからですが・・・)、絶妙のタイミングと相手の背後を突くコース取りとで抜いて行く、まさしくドリブルのお手本のようなものだ!ジュニオールの子供たちにも必ず身につけてほしいし、いろんなフェイントをアレンジして自分のドリブルのスタイルを作ってもらいたいな~
 
☆6月の予定☆
 
6/ 1(火) 6/ 3(木)          6/ 6(日)
6/ 8(火) 6/10(木) 6/12(土) 6/13(日)
6/15(火) 6/17(木)                       6/20(日)
6/22(火) 6/24(木) 6/26(土) 6/27(日)
6/29(火)
 
(注)土曜日は18時~
                                        Nコーチ